Xiaomi Mi Notebook Proは、15.6インチのフラグシップモバイルノートで
2017年の最上位モデルでは、Core i7-8550UにNvidia GeForce MX150、16GB RAM、256GB SSD(PCIe)に指紋認証センサーを搭載したフル装備なモデルになります。
見た目・性能ともにApple社のMacBook Proの完全対抗馬となっております。
ただXiaomiって中国のメーカーだしまともに動くのか怪しいし・・・すぐ壊れるんじゃないの?と思われる方もいるかと思います。
PCの中の部品は台湾や韓国製品が主になっていますので、結局は人件費の低い国で作ることにより値段も下げれるということになります。
今ではスマホも然り中国のメーカーの成長が著しく、デザインもさることながら正直価格性能比でのコストパフォーマンスがどこの国を見ても対抗できないレベルに来ています。
ただし注意点としてOSが中国国内向けのWindows 10がインストールされているため日本語化する作業が余分な手間となります。
日本語化の記事は下記リンクから飛んでいただければ問題なく進めることができると思います。
【性能・コスパ最強ノート】Xiaomi Mi Notebook Pro 第8世代 Core I7-8550U搭載+16GB RAMの最上級モデル【日本語化手順】
しかしApple社のMacBook Proの2018も発売されました。
もうこっちでいいんじゃないの?と思われる方も多いと思います。
同等以上の性能をMacBook Proの15.6インチモデルに求めると価格が最低30万~とかなり高額な買い物になるんですよね。
クリエイター等の方でしたらまだしも、一般の人達はそこまでの値段のものを使って何をしますか?
実際にメインで使用するのはウェブ閲覧や動画視聴等をされる方が多いかと思います。
Mi Notebook Proも極端に性能も変わらないのにわざわざそこまで高額な買い物をする必要は正直ないかと思います。
ちなみにXiaomiのMi Notebook Proはその時の為替相場等により値段は変わりますが
最近は2017年モデルが下落傾向になってきていまして海外通販で安いタイミングで購入しますと
110,000円前後の最上位モデルの他に85,000円のCore i5-8250U搭載+8GB RAMのモデルなどがあります。
値段でいうとMacBook Proが3台買えることになってしまう驚愕のコストパフォーマンスです。
私は2018年6月に12万3,000円程で購入してから半年ほど使い倒していますので、レビューをお伝えしたいと思います。
Xiaomiの外箱は相変わらずシンプルです。
海外通販では外箱は多少の凹み等は当たり前になります。
これは全然マシな部類になりますね。
外箱にも仕様が書いています。
実際の商品は緩衝材にしっかりと固定され白い内箱には一切被害はないです。
どことなくApple社っぽい内箱になります。
内箱にも仕様が書いてます。
書いてあることは重量以外は同じですね。
製品重量は約1.95Kgという事でぎりぎりモバイル用途で持ち運びもできます。
内箱の内面にもしっかりとクッションが貼ってあり安心ですね。
カバーに纏われた天板が見えてきます。
ロゴマークのないこの天板こそ、シンプルを極めたこの機種の最大の特徴だと思います。
剛性感のあるマグネシウム合金を使用したフルメタルボディです。
マットな質感で指紋がつきにくいこのシンプルなデザインは秀逸だと思います。
ステッカーチューンをされる方でもレイアウト色々とできるかと思います。
裏もMI の文字が申し訳ない程度に書いてあるぐらいで後のシール類は剥がすことが可能です。
天板を開けるとキーボードが見えてきますが、キーボードがUS配列なのは注意しないといけない点かと思います。
日本語キーボードに見られる『英数』『かな』等のキーが省かれているためシンプルです。
私はずっとUS配置を使用しているので違和感はなかったのですが、日本語キーボードを使用される方はすぐ慣れると思いますが最初慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。
3つ欠点を上げるとなるとモニターがFHDなのは1つ欠点になるかと思います。
しかしながら正直この15.6インチサイズでは表示が小さくなりすぎる為4Kは必要ないかと思います。
理想を言えば2Kであればベストだったかもしれません。
そして1番の欠点となるのが日本語化の作業になります。
【Windows 10 家庭中文版】という中国国内向けのOSがインストールされているため、その状態では日本語化できないのが最大の欠点ですね。
一般向けWindowsの再インストールをするのが少し面倒くさいということです。
これに関しては別途一般向けWindowsインストールの記事を書きますのでそれを参照してください。
もう1つの欠点はディスプレイの映り込みが激しいということですね。
モニターオンにしていないときの映り込みは鏡のように綺麗です(笑)
実際室内での使用中は多少映り込みますがそこまで気にならないのですが、外での使用はアンチグレアフィルムを使ったほうがいいかと感じました。
キーボードはホワイトバックライト付きになります。
明るさの調節はできませんが『Fnキー+F10』でバックライトは消すことが出来ます。
本体右側には右の小さい丸から充電用インジケーターランプ部・充電+データ転送用Type-C・データ転送専用Type-C・SDXCカードスロットになります。
本体左側は右から3.5mmイヤホンジャック・USB3.0が2系統・フルサイズHDMIとなります。
インターフェースが非常に多く、拡張性の高さが特徴ですね。
内蔵ストレージとしてはPCIe接続のNVMeSSD256GBが搭載されているため爆速です。
読み込み速度は約3,100MB/s、書き込みは約1,200MB/sを記録しています。
2018年モデルのMac Book Proと同等の性能ですね。
立ち上げの動画を撮ってますのでおいておきますね。
動画ではパスワードを求められるのですがパスワードを打ってません。
この機種は指紋認証センサー搭載していますので、登録した指紋で一瞬で立ち上がります。
指紋認証はWindows Helloから設定可能です。
認証の速度も早く認証ミスも少なく若干の水濡れであれば認証できるお陰でログインが簡単にすることが出来ます。
パスワードを盗み見されることもありませんので大きなメリットかと思います。
高性能なCPU・SSD・16GB RAM・GeForce MX150・指紋認証センサーと詰め込めるだけ詰め込んだ機種になりますね。
ちょっとしたデスクトップ機となら互角以上に張り合えるそんなハイエンドモバイルノートになります。
この機種さえあればコスパ最強なのに当面は第一線級で戦えるそんな素晴らしいノートですね。
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