前回のテレビの壁掛けの続きになります。
今回は造作壁を作って、その裏に配線を隠してスッキリとした見た目を目指します。
前回のテレビ壁掛け編はこちらになります。
https://mao-wepm.net/diy/tv-kabekake-zousakabe-1/
まずは天井までの高さを測ります。
おそらく住んでる家は2m40cmぐらいの天井高さの家が多いかと思います。
我が家も2m40cmでしたので、杉の建築材の90mm x 90mm x 3000mmを2本購入して高さを短めの2100mmにカットしました。
我が家では天井の部分にスペースを作って物を置こうと考えてあえてギリギリまで突っ張らないようにしています。
今DIYをやられる方に流行ってるディアウォールを使ったり2×4アジャスターを使ったりした方が簡単に設置できるかと思います。
ただ2×4を利用する場合なのですが、ディアウォールは単純に天井に突っ張る感じになって垂直を出すのが少し難しいので、垂直方向が出しやすい2×4アジャスターの方をおすすめします。
私は2×4を柱にするには経年変化での反りによる貼り付ける壁紙の破れ等が気になったりしたので、反りにくい太い建築資材を使用しています。
それでは実際の作業を進めていきたいと思います。
まずアジャスターベースとアジャスターボルトを付けるための中心位置を探します。
カットした杉材の中心位置を探すためにペンなどで対角に線を引いて中心を探します。
見えない部分になるのできっちり中心を出さなくても大丈夫です。
ドリルチャックを利用してドリルで下穴を開けます。
ビスが斜めに入ったり、ビスが折れたり、柱が割れる可能性があるので、下穴はきちんと開けるようにしてください。
硬いのでしっかりとしたドリルドライバーかインパクトドライバーの使用をおすすめします。
私は日立工機(現ハイコーキ)のインパクトドライバーを重宝しています。
アジャスターベースとアジャスターボルトを付けます。
アジャスター部分の出来上がりはこちらです。
ダブルナットで突っ張ったら緩まないように取り付けしています。
次に柱同士をくっつけるのと壁として機能させるために2×4で横渡しのつなぎを作ります。
位置を決めたらL字金具を使用して止めます。
壁のベースになる部分が出来上がります。
柱と壁のベースになる部分が完成したらひとまず立てかけてみて、まずはざっくりと位置を決めていきます。
横渡しの柱を2×4にしたのは2×4の後ろの部分にネットワーク関連の部品を柱に取り付けれるようにしています。
xiaomiのルーターを使用して無線で飛ばしています。
柱の部分にコンセント類も吊り下げて設置出来るようにしています。
これで壁で隠れる部分にテレビ周りのアクセサリーがすべて設置出来ます。
中に設置するものが大体設置できたら表にベニヤ板(5.5mm)を柱のサイズにカットして柱の部分にビスを打って貼り付けます。
これで表からは裏に設置したアクセサリー類にアプローチが出来なくなりましたが
アジャスターを緩めるだけで簡単に造作壁自体を移動させる事ができるので
何かが壊れたりした時に裏から簡単にアプローチ出来るようになってます。
ベニア板同士に隙間が少しあったので隙間を埋めるために木工パテを使用して隙間を埋めています。
ちなみに柱の後ろ側にLEDテープを貼り付けて光るようにもしています。
これは需要があるのかはよくわかりませんが、最近よくテレビのリフォーム番組でもLEDテープを使用して光らせてますが同様の手法を使用しています。
色々なカラーに光るようになってます。
たまたまやっていたゲームのカラーとLEDのカラーがマッチしてた写真です。
後は好みの壁紙を貼り付けて完成になります。
我が家ではキッチンパネル部分もブリックタイルを使用しているので揃えようとして古レンガの壁紙を使用しました。
【初心者でも簡単にリメイク!】オシャレにレンガ調にDIYでキッチンリフォームする方法
黒い配線がありますが、これは外付けHDDの配線を裏に通すと長さが足りなかったためUSBケーブルを購入しなおしています。
見た目ごちゃごちゃと配線がなくなったのでかなりスッキリとテレビだけが壁についてるように見えます。
出来上がって満足したんですがテレビが奥に行った分テレビ台が主張しすぎているのでもう少しシンプルなものに作り変えて
もう少しスペースを確保できればいいかなと思います。
キッチン周りで別のDIYもやっています。
参考にしていただければ幸いです。
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