私は建売住宅に住んでるのですが、やはり注文住宅とは違いここのデザインが・・・ここのレイアウトが・・・とか
どうしても出来上がったものなので、目をつぶらないといけないこと多くないですか?
私の家で気になるのはキッチンパネルなんですが、リメイク前は標準的なただの白いキッチンパネルなんです。
どうしても白だと適度に拭いていても油汚れが目立ってしまうし、年数が経てば黄色く変色してしまいます。
特に油でベタベタするのと黒っぽい汚れが取れなくなってしまうのがすごく嫌だったんです。
写真の右側の部分なんかは油が取れなくなってしまってる部分・・・
という事で、自分で出来るなんかいい方法無いかな?と海外のサイトを見たりしてイメージしてたんですが
レンガ調のタイルなら油も吸ってちょうどいいんじゃ?と思い行動に移しました。
ちなみに私はタイル貼りやレンガ貼りなんかは一度もやったことはありません。
とりあえずやってみよかの精神で下のイメージ図を目指して頑張っていきましょう!
まず最初にレンガ調のタイルシートを見てみたんですが
これなど
調べてサンプル発送してもらったりして試してみました。
キッチンでは、水も弾いてしかもシールタイプで楽だなって思ったのですが
どうしてもシールなため光が当たると立体感があまり出てなくレンガのパターンが単調に見えたんですよね。
そして何より我が家はガスコンロだったのですぐ横でシールタイプを使用すると
耐熱性が少し心配だったので、個人的には却下となってしまいました。
IHを使われてる方だと問題なく使えるんじゃないかな?と思います。
シールだと耐熱性が心配だしどうしようかなぁ・・・と次に調べたのがブリックタイルという商品でした。
ブリックタイルというのは、セメント系の素材にアンティークレンガ調の味付けをしたもので
1個ずつ風合いが違い形も違うので、これだとキッチンに奥行きと立体感が出るかな?と思いブリックタイルで施工しようと思いました。
まずこの作業で必要なものは ブリックタイル・タイル用接着剤・目地材 となります。
目地無しでの施工方法は簡単なのですが、タイルの形がそれぞれ違うので
隙間が少し出来たりする可能性がありますね。
個人的には目地ある方がメリハリが出て好きです。
ただこればかりは好みなので、目地有り無しのイメージを色々見てみるといいと思います。
ブリックタイルの表裏です
我が家ではたまたまボンドがあったのでこれを使用しました。
普通はタイル専用の下記のような接着剤を使用します。
後は目地材ですが
専用のものがあるのでこれを使えば問題ありません。
我が家では合計120枚程のブリックタイル 接着剤3kg 目地材約5~6kg(多めに使用してます) 使用しています。
実際の施工はボンドを伸ばして水平にレンガを貼っていくわけですが、目地を入れるための隙間を作らなければなりません。
横とは多少隙間があったりしてもそこまで違和感がないのですが、縦との幅は均一にしていないと違和感が出てきます。
そのため私は割り箸を目地幅と見立てて、縦を貼る時は割り箸で調整しました。
まずはボンドを付けて薄く伸ばし
ブリックタイルを貼り付ける
これを繰り返します。
写真を取り忘れてるのですが、1枚だと貼れない半端な幅が出るときがありますよね?
半端幅用にサイズ変えるためにディスクグラインダーで切り目入れて
ノミのようなものを使って切り目のところからハンマーで上から叩くときれいに割れて半端幅が作れます。
私はきっちりしすぎると既成品感が出てしまうのであえて割る形を変えたりしてました。
これはDIYの利点ですね。
作業自体はなかなか時間が取れなくても合間合間に出来るので徐々に進めて行ってました。
タイルをとりあえず上の方まで一心不乱に貼りまわった完成形がこちらです。
手前に生活感が出すぎていますが、天井の方まで施工しました。
目地無しだとレンガタイル同士の間隔が詰まっていますので、この段階で終わりになりますね。
ただ我が家は目地を入れる前提なので、ブリックタイルとの間に隙間が空いています。
ここからは続いては目地入れになります。
目地を入れる時なのですが、柔らかめの目地ならホイップクリーム等を入れる入れ物で流し込む方法があります。
私は面倒くさかったので、手袋をしてブリックタイルの間の隙間やブリックタイル関係なく上からベチャッと隙間に塗って目地を埋めていきました。
そのため目地材は少し多めに使用しています。
目地を埋めていくことで雰囲気がかなり変わってきます。
なかなか作業途中で写真を取るのが難しいので途中の写真はほぼ無いです。
目地少なめの深目地という方法が立体感が出ていいんですが、油が飛んだりした時に奥に入っていくのが嫌だったため
浅目地という方法で目地入れしています。
ここまでくればほぼ完成です!後は仕上げになります。
目地材をタイルも関係なく塗っているので白っぽくなってますが、目地の水分が抜けてきて落ち着いてきたら
仕上げに濡れタオル・雑巾で拭き上げて硬めのブラシでゴシゴシしてあげてください。
そうすると余分な目地材や汚れが取れていきます。
浅目地とはいえ目地が少しだけ沈んでいるので影が出来て我ながらいい出来かなと思います。
アンティーク調タイルのマットな感じが出てきてますね。
光を当てるとこんな感じになります。
浅目地とはいえ目地が少しだけ沈んでいるので、狙い通り影が出来ていい感じかなと思います。
ちなみに知り合いにタイル屋さんがいるので聞いてみた所
タイルに目地をつけると乾燥まで時間がかかるので、プロのタイル屋さんでも2~3日はかかる作業になると言ってました。
DIYでの施工は慣れが必要とはいえ、時間はかけてもいいので徐々に進めて作業したらいいと思います。
私自身も初めてタイル貼りをしましたが、作業自体は難しいものでは無いですね。
カラー・デザインがそれぞれ違うのでパズルを組み合わせるような感じが楽しかったですね。
一緒のキッチン?って思うほど見た目がぜんぜん変わるので、満足度の高い作業だと思います。
ぜひ皆さんにもチャレンジしていただきたいと思います。
同じキッチン周りで別のDIYもやっています。
参考にしていただければ幸いです。
【カウンター部の改良】対面キッチン(セミオープンキッチン)の腰壁のDIYと再塗装
テレビ周りもDIYでいろいろいじっています。よろしくおねがいします。
コメントを書く