我が家は建売住宅という事で一般的な対面キッチンなのですが、対面キッチン通路側の天板角の部分が3cmほど出っ張っているんです。
子供がちょうどそこに頭をぶつける年齢ぐらいなのでずっとなんとかしないといけないと思いたってDIYで改良してみました。
ところが悲しいことに改良前に写真を撮るのを忘れてまして・・・
メーカーのHPにて同様のキッチンを探そうとしたら見当たらなかったので元画像がなくて申し訳ありません。
当初天板部分の角が出っ張っていたので、出っ張りの部分をジグソーで切り落として
ディスクグラインダーでざっくりとコーナーの部分にアールを付けていきました。
最終的には紙やすりで形を整えていく形になります。
形を整えるのはいいのですが、木の地肌が出てしまうと水場ですぐに腐ってしまいますので、塗装もしないといけません。
一部分だけ塗装しても色合わせが大変になるので天板カウンター部分のついでにリメイクしてしまおうと言うことで作業を始めています。
DIYでこういう作業をするのは、まずはやってみよかという行動力と失敗してもなんとかなるかという心意気だと思います(笑)
ちなみにコーナーの部分の出来上がりとカラー(ウォールナットブラウン)は最終的にはこんな感じになりました。
という事で天板のリメイクから始めていきます。
まずは塗膜を剥がさないと色が入らないので塗膜を剥がします。
私はランダムサンダーを持っていたのでそれを使用しました。
サンダーやディスクグラインダーやカンナ等がない場合でも粗目のヤスリ#60などを使い根気良くやすっていけば塗膜は剥がれます。
しかしながら手作業での塗膜剥がしはかなりの労力と時間が必要になってきますのでサンダー系を買われることをすごくおすすめします。
普段DIYをされてる方はお持ちの方多いと思いますが、これから始められる方なら電動ドライバーの次に買ってもいいレベルだと個人的には思います。
塗膜を剥がすと元々の木のナチュラルな色が出てきますのでだいたいどこまで削ればいいかわかると思います。
下記写真の上部が塗膜が剥がれた状態(右上)と剥がしている途中(左側)で下部は未加工になります。
天板部分のランダムサンダーかける前(塗膜剥がし前)
かけた後(塗膜剥がし後)
見た目ではパッと見あまり違いが出てませんが、実際に見てみると塗膜の艶がなくなり木の地肌が出てるのがすぐわかります。
ここまできたら後は塗料を選定して、キッチンという水場ですので仕上げにウレタンニスを使用して水から塗装面と木の保護のためにコーティングをしていきます。
我が家は刷毛を使用してまずは一度目の塗装をしていきました。
塗る道具は刷毛でもローラーでも雑巾でも何でもいいですが、刷毛は一番塗料が少なくて済むと思います。
基本的に一度塗り目は木の内部は乾燥していると思うので、塗料を多く吸うと思います。
二度塗り・三度塗りをして好みの色に仕上げていきます。
これは二度塗りの画像になります。
ちなみに重ね塗りのタイミングであえて塗りムラを出すために少しヤスリがけして色の明るいところ暗い所を作っています。
そして三度塗り目になります。
見た目の色は濃くなっているのですが、色目などは中々写真では伝わりづらいと思います。
塗装が好みの色に仕上がりましたので塗膜と水から守るためにウレタンニスでコーティングしていきましょう。
水場で使用するニスは油性1択だと思います。
水性ニス系では湿気に弱く長持ちしづらいです。
ニスも最終的に三度塗りしてコーティング膜を作りました。
これで作業自体は完了しました。
余談ですが。。。
ニスの重ね塗りの場合美しく仕上げるためには重ね塗りの間にしっかりと紙やすりで凸凹をやすっていくのが重要になります。
#400ぐらいから徐々に研磨していき#800~#1000ぐらいからは水研ぎして納得するところまでやすりがけすると仕上がりが全然違ってきます。
我が家では#2000で仕上げていきました。
とはいえ我が家はつや消しクリアなので最終ニス塗りする前にニス面を整えて最後の仕上げニスは薄く塗りっぱなしでも全然いいと思います。
同じキッチン周りで別のDIYもやっています。
参考にしていただければ幸いです。
【ブリックタイルでリメイク!】初心者でも簡単にオシャレにレンガ調にDIYでキッチンパネル部分をリフォームする方法
テレビ周りもDIYでいろいろいじっています。よろしくおねがいします。
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