皆さんは関西のたこ焼きってしっかりと食べたことありますか?
東京の銀だこの揚げたようなたこ焼きではなく、本場関西のたこ焼きはダシの味がしっかりと感じられる外カリッ中はトロッとなるたこ焼きなんです。
銀だこのたこ焼きも美味しいのですが、一度は関西のたこ焼きを食べていただきたいと思います。
1ヶ月2~3回はたこ焼きを作る私が、改良に改良を加えたおすすめするたこ焼き生地の作り方です。
外カリッ中はトロッとなるたこ焼きを作るコツは水と粉との割合が重要になってきます。
市販のたこ焼き粉でもカリッフワッのたこ焼きが作れます。
ただ市販のたこ焼き粉に書いてある分量通りの水の量で作ってしまうと、モッタリしたドッシリ重いたこ焼きになってしまいます。
それでは生地のレシピになります。
大体ホットプレート等のたこ焼き器で60個前後のレシピになります。
卵・・・L3個 or M4個
水・・・900cc
ダシの素・・・小さじ1
薄口醤油なければ濃口醤油 小さじ3杯ダシの素が無いもしくは使わないレシピは
たこ焼きの粉・・・200g
卵・・・L3個 or M4個
水・・・870cc
ダシの素の代用で白だし小さじ1.5杯+昆布だし1.5杯で醤油を小さじ1杯
たこ焼き粉を使わず小麦粉を使って作りたいという方は
小麦粉・・・200g
卵・・・L3個 or M4個
ダシ汁・・・900cc
塩・・・小さじ半杯
砂糖・・・大さじ1杯
あればスキムミルク大さじ2杯
カリッとさせるためにベーキングパウダー小さじ1.5杯
タコやキャベツなどの中に入れる具は1~1.5cm角ぐらいで切って使ってくださいね。
ダシ汁で作られる方のダシ汁のレシピは
水・・・1L
昆布・・・10g
鰹節・・・10g
昆布を水から煮出します。その後に鰹節を足すのですが
沸騰させずに60℃ぐらいで成分と香りを抽出するのが、今の科学調理では風味が一番いいですね。
生地を最低半日は冷蔵庫で寝かせることで、粉っぽさや粉臭さが消えなめらかな生地になります。
明日はたこ焼き作るぞっていう予定の時間のあるときは一晩寝かせればもっとまろやかな生地になります。
たこ焼き器はガス火タイプが一番オススメです。
これがあると火加減の調整がしやすくカリッとするのが非常に楽にできます。
油を塗ったたこ焼きプレートを高温になるまで温めます。
たこ焼き器の上に手の平をかざして、かなり熱く感じるが、我慢できるぐらいで生地の流し込み時です。
火力はそのままキープしてください。
キープしないと外カリッと出来ませんので注意してください。
ここが電気だと瞬間の火力が弱いので外がカリッとならずフニャッとなる原因になります。
とはいえ火事の危険も無い電気タイプでも少しだけ油多めに引けばカリッとなりやすいのも事実です。
電気たこ焼き器は少し油っぽい感じになるのがマイナス点になりますね。
クルクルと全部を均等にたこ焼きを回転させながら焼きます。
3分ぐらいクルクルとたこ焼きを回して濃いキツネ色になったら、外カリッと中フワッとした美味しいたこ焼きの出来上がりです。
後はソース・マヨネーズ・青のりとかけて完成です。
熱々のたこ焼きをフーフーしながら食べてください!
ちなみに余談になりますが、生地を流し込んでから具材を投入するのがオススメなんですが
バタバタとしますので下の写真のように先にキャベツ・ネギぐらいは生地に入れ込んで作ってもカリッとした生地は出来ますので試してみてくださいね。
紅ショウガは後入れじゃないと生地も紅ショウガ味になるのでオススメしません!
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